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私が参加しているアマチュアのバロック・アンサンブルでは、定期的なアンサンブル会での録音の中から、まあまあ良い出来のものを、時々YouTubeにアップしています。
すでに20曲以上になりますが、本日新たに2曲アップしました。
テレマンの「ターフェルムジーク」の中の2本とフルートと通奏低音のためのトリオソナタと
グラウンの、同じく2本とフルートと通奏低音のためのトリオソナタです。
ぜひお聴きください。

Voices of 'Enchantee' , Music Friends  ←クリックしてください
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音楽活動 近況

2014/10/11 Sat 20:11

しばらく音楽についての記事を書いていませんでしたが、仲間とのアンサンブルはずっと続けています。と言ってもアマチュアの楽しみですので、大したことはしていませんが。

私が一番熱心に練習しているのは、ヴィオラ・ダ・ガンバです。この楽器で、バロックアンサンブルで低音のパートを弾くのが、何よりの楽しみです。

もともと私は、大学時代には大学オケでチェロを弾いていたのですが、その頃から大編成の交響楽よりも小編成のアンサンブルが好きで、同時にバロック音楽にも興味があり、自己流でリコーダーも練習していました。

大学を卒業してからは、しばらく音楽から遠ざかっていた時もありますが、今から10年くらい前に、再びリコーダーを手に取るようになって、近くで行われていたリコーダーを吹く会に参加し始めました。
そのうち、自分でもインターネットを通じて仲間を集めて、アンサンブルをするようになりました。

そうして人数が段々増えてきたとき、誰言うともなく、リコーダーだけのアンサンブルだけでなく他の楽器も加えてバロックの室内楽もやってみたいなあということになって、それならとヴィオラ・ダ・ガンバの練習を始めました。
これは昔、チェロを練習したことがあることが、たいへん役に立ちました。
またリコーダー仲間に鍵盤楽器が弾ける人がいましたので、その人に電子キーボードをチェンバロ音にして通奏低音を弾いてもらって、リコーダーとキーボード、ヴィオラ・ダ・ガンバでアンサンブルをするようになりました。(最近のキーボードは、けっこう性能が良くて、チェンバロ音による演奏は、十分その雰囲気が出るんです)

そうしてやってみると、これがめっぽう楽しくて、どなたも「こんな体験はじめて」「吹いていてゾクゾクした」と感激してくださいます。
そして、仲間同士での誘いや口コミで更にメンバーが増えていって、今では5グループ、20人くらいになっています。(バロックの室内楽は、3人から5人くらいの編成が適しているので、5つのグループに分かれていますが、相互の行き来もあります)
いずれのグループでも、私がヴィオラ・ダ・ガンバで参加しますので、けっこう忙しいです。

最近では、リコーダーだけでなく横笛のフラウト・トラヴェルソを吹く人も増えてきました。また、バロックオーボエやトレブルガンバ(小型で高音のヴィオラ・ダ・ガンバ)を弾ける人も加わって、レパートリーも増えてきました。
なお楽器のピッチはa=415のバロックピッチとしています。

もしこのブログをお読みになって、リコーダーなどの愛好家の方で、一度チェンバロ(キーボード)とヴィオラ・ダ・ガンバによる通奏低音と一緒に、バロック曲を吹いてみたいなという方がおられましたら、ぜひご連絡ください。
a=415のリコーダーをお持ちでない方には、お貸しいたします。
腕前は不問です。バロック曲の中には、易しくても美しくて、初心者でも吹ける曲がたくさんあります。
見学のみのご参加でも歓迎です。

練習場所は、神戸市中央区です。(ご参加をご希望の方には、詳しい場所と日時をお知らせいたします。)
endo@me-arch.jp 遠藤までご連絡ください。
携帯電話でもかまいません。090-3946-5450 です。
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私は趣味として、友人たちとバロック音楽の演奏をしています。
去年の11月に、神戸の聖愛教会の礼拝堂で行なった小コンサートの録音を、仲間の一人がYOUTUBEにアップしてくれました。
4人のメンバーによるアンサンブルなのですが、私はヴィオラ・ダ・ガンバという、バロック時代の低音の弦楽器(チェロのような楽器)を弾いています。あとのメンバーは、二人がフラウト・トラヴェルソ(バロック時代の木製のフルート)、もう一人はチェンバロ(鍵盤楽器)です。
チェンバロを弾いている人はピアノの先生をしていますが、ほかの3人はアマチュアです。そのわりには、なかなかいい演奏になってるかなとも思いますので、ぜひお聴きください。
よろしくお願いいたします。

https://www.youtube.com/playlist?list=PLsB_03I-p2BI0me6rEj_ADpKZznE6DDu1
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(この記事は、2011年10月にMIXIに投稿した記事の再録です。)
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「バロック音楽随想」において(1)では音量について、(2)では音質について書きましたので、今回は音程のことについて書いてみたいと思います。

私がよく弾いているヴィオラ・ダ・ガンバという楽器は、ギターなどと同じように、フレットが付いています。ただ、ガンバのフレットは、ギターのように金属製で固定されたものではなく、ガット弦(不用になったものなど)をネックに巻いて結んであるだけですので、移動させることができ、自分で調整が可能です。
ではきちんと調整してあれば、正確な音程の演奏が可能かというと、そんなことはなくて、指の押さえる位置によって音程は変化します。(ガンバにフレットが付いているのは、開放弦の音色とそれ以外の音色を均一化するという役割が大きいです。)
すなわち、フレットの真上近くを押さえるのと、フレットから離れたところを押さえるのとでは、音程がかなり変わります。
ギターの場合は押さえる位置がずれても、音程はほとんど変化しませんよね。ですので、ガンバはギターとチェロの中間のような感じです。

で、私は仲間とのアンサンブルをする時は、たいていICレコーダーで録音をして、それをあとで聴くのですが、以前はどうも自分の音程が悪く、はずれていることが多いような気がして、そのことが気になって、ガンバを弾く時は、いつも電子チューナーを脇に置いて、時々それを横目で見ながら、自分の音程に狂いがないかチェックしていました。
ところが、そのように気をつけていても、あとで録音を聴くと、やっぱり音程がおかしいなあ、他の楽器(リコーダーやトラヴェルソ)とずれているなあと思うことがよくあって、それでともかく音程の良い演奏をすることが、自分の課題でした。

ところが忘れもしない今年(2011年)の3月31日、あるリコーダークラブのアンサンブルに参加して、何人かの方のお相手をしてガンバを弾いたのですが、その中にNさんというリーダー格の女性がいて、その人とテレマンのソナタをやりました。
そして帰ってから録音を聴いたのですが、このNさんとの演奏が、他の方々との演奏に比べて、段違いに私の音程が良く聞こえるのです。リコーダーとの音程のずれもなく、とても良い感じのアンサンブルになっているのです。
その時、わかりました。Nさんは、私のガンバの音を聴いて、それにご自分のリコーダーの音を合わせてくれたのだと。(そして、ついでに言えば、私自身の音程もそれほど悪いわけではなかったのだと。)

つまり二つの楽器が、どちらが正しいとか正しくないとかいうことではなくて、両者の音程がずれていたら、どちらも正しくないように聞こえるのですね。
もっとも、聴いている人は、たいてい高音楽器であるリコーダーの方に耳を傾けますので、両者がずれていると、リコーダーの方が正しくて、ガンバの方が正しくないように聞こえてしまうようで、その点、低音楽器は損ですが。

なお、アンサンブルに加わるもう一つの楽器、チェンバロは正しいはずだから、それを基準にして、チェンバロとずれている方が正しくないのだと判断できそうに思えるのですが、実際は、チェンバロの音というのは他の楽器の音とたいへん親和性が良くて、ちょっとずれていても合っているように聞こえるようです。ですからチェンバロを基準にして判断するのは、意外とむずかしいです。
(弦をはじく楽器は、どれも比較的音程のずれが目立ちにくいように思います。ギターやリュートなどがそうですが、弦楽器でも弓で弾くよりピチカートではじく方が音程のずれが目立ちにくいです。チェンバロはもちろん弦をはじく楽器です。)

その後、別の場でも同じような体験をしました。あるリコーダークラブの練習会があって、プロの先生がレッスンに来られるということで、私はガンバで、伴奏の通奏低音として参加しました。
その時、先生は生徒さんの演奏を聴いたあと、そこはこう吹いた方がいいですよと、その一部を自分で吹かれます。私は、生徒さんが吹くときも先生が吹くときも、同じように伴奏をするのですが、あとで録音を聴いてみると、先生の伴奏をしている時の方が、ずっと上手に聞こえるのです。

というわけで、アンサンブルにおいて音程の良い悪いというのは、一つの楽器の絶対的な周波数が正しいかどうかということもさることながら、複数の楽器が相和しているかどうかが大事なのだと、(ある意味、当然のことを)遅ればせながら気付きました。
そしてそのためには、それぞれの奏者がお互いの音をよく聴いて、それに合わせようとしなければならないようです。ですから、他の人の音を聴く余裕、その違いを聴き分けられる耳、そしてそれに合わせるべく音程を調整する技術が必要になってきます。
上手な人というのは、これらのことができる人だと思いますが、達人になると、それが瞬時に自動的にできちゃうようです。
したがって、そういう人とアンサンブルすると、本当にこちらまで上手になったように聴こえて、うれしくなってしまいます。

指がよく回るとか、タンギングが速くできるとかいうのは、それはそれで素晴らしいことですが、アンサンブルにおいては、もっと大事なことがあるんだなあと、近頃思っています。

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(この記事は、2011年10月にMIXIに投稿した記事の再録です。)
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バロックチェロについて

先日、神戸のホテルオークラのチャペルで古楽器によるコンサートがあったので、聴きに行ってきました。ルネサンスからバロックまで、いろんな曲が取り上げられましたが、トリはバッハのブランデンブルク協奏曲第4番でした。
リコーダーやヴァイオリンなどのソロ楽器だけでなく、合奏部も各パート一人のオリジナル編成で、チェロももちろん正真正銘のバロックチェロでした。

それを聴いていて、何年か前、あるアマチュアアンサンブルのコンサートを聴いたときのことを思い出しました。
神戸の布引にある「森のホール」という木造りの、わりと小さなホールでのコンサートだったのですが、その中で、クヴァンツのトリオソナタハ長調が演奏されました。
ピッチはA=440のモダンピッチで、編成はアルトリコーダー2本、チェンバロ、チェロ(モダン楽器)でした。

そこで私は、たいへんな違和感を感じました。
リコーダーとチェンバロは、モダンピッチとは言え、楽器のつくりはバロック時代と変わっていません。
この2者(3楽器)に対して、モダンチェロだけ“音”が違うのです。音の性質というか、音の有り様(ありよう)というか、そういうものが違うのです。

言葉では、うまく表現できないかもしれませんが、あえて表現してみますと、リコーダーとチェンバロは、それらの楽器から発せられる音が、先ずその周囲の半径2メートルくらいの空気を振動させて、その空気の振動がホール全体に広がるとともに、聴き手の耳に届くという感じ。
それに対してモダンチェロの方は、楽器で作られた音が、ストレートに放射され、直接音として、そのまま聴き手に届くという感じ。

いうなれば、リコーダーとチェンバロは、それらの楽器が震わせた、空気の震えを聴いている感じなのに対して、モダンチェロは楽器から発せられた音波そのものを聴いている感じとでもいえましょうか。
そういう音の性質あるいは有り様が違っているのに、それらが一つの曲において同じ空間で鳴っていることが、私に大きな違和感を感じさせました。

先日のコンサートでは、すべてがバロック楽器でしたから、そのような違和感はなく、チェロなどは、(ヴィヴァルディのチェロソナタも演奏されましたが、)こんなに大人しく、むしろ慎み深い楽器なんだな、という思いでした。

チェロというと、私にはドヴォルザークのチェロ協奏曲とか、ベートーヴェンのチェロソナタ3番とか、あるいはカザルスの弾くバッハの無伴奏などの印象が強くて、押しの強い、これでもか、どうだまいったか、というようなイメージを持ってしまうのですが、少なくともバロックチェロに関する限り、それとは正反対とは言わないまでも、かなりちがった音楽性を持った楽器だと思います。
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(この記事は、2011年10月にMIXIに投稿した記事の再録です。)
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私は1か月に1,2回、仲間とバロックアンサンブルを楽しんでいます。そして、その様子は必ずICレコーダーで録音して、後で聴いています。そうすると、演奏しているときは分からなかったいろいろなことが、わかります。

先日の集まりは、5人でした。いろいろな作曲家のトリオ・ソナタを中心に6曲演奏して楽しみましたが、私はその内2曲をフラウト・トラヴェルソ、3曲をヴィオラ・ダ・ガンバで参加しました。

今回の録音で、私が自分のガンバの演奏で感じたのは、各曲の各楽章の最後の音が、荒っぽくなっているということで、それが耳につきました。
私がガンバを弾いた3曲12楽章のうち、8つもの楽章が最後の音が開放弦で終わるのですが、それが、いずれも丁寧さを欠いていました。開放弦の音は、ただでさえ荒くなりがちなのに、最後まで弾けたという開放感というか安心感のために、ぞんざいになってしまったのだと思います。最後の音まで、というより最後の音こそ、最も丁寧に弾かなければならないと反省しました。

それといつも思うのですが、自分ではかなり小さい音で弾いているつもりでも、録音を聴くと、意外と大きな音で聞こえます。これはバロック音楽では低弦の音とチェンバロの左手が重なっているということもあるのだと思いますが、それを差し引いても、意外とよく聞こえています。
以前に、一緒にアンサンブルをした人が、私のガンバについて、「そんなに強く弾かなくても、ちゃんと聞こえていますよ。」とおっしゃったことがあります。それから、音量には気をつけるようにしているのですが、それでも興に乗ってくると、ついつい弾きすぎてしまうことがあります。

そもそも、バロック室内楽の低弦のパート譜には、よく「Violoncello o Viola da gamba ad lib.」と書いてあります。これは「チェロまたはガンバは、ご自由に」(つまり合奏に加わっても加わらなくても、どちらでもよい)ということですが、「Cembalo ad lib.」とは決して書かれていません。つまり、チェンバロは絶対必要だけど、低弦は、あってもなくても、どっちでもよいということです。であるならば、低弦が入って、通奏低音が、より良くなるのでなければ、意味がないわけです。

では、より良くなるというのは、どうなることかというと、通奏低音の主役であるチェンバロを補助して、その表現を豊かにすることにあると思います。
チェンバロは鍵盤楽器ですから、どうしても一旦出た音は時間とともに直線的に減衰するわけで、しかもその発音機構上、強弱や音色の変化をつけにくいという特性があります。私は、そのことが鍵盤楽器の欠点とか弱点であるとは必ずしも思いませんが、曲想によっては、何らかの変化がほしい場合があると思います。
それを助けるのが低弦の役割で、私個人的には、低弦が入ることによって、あたかもチェンバロの低音(左手)の音が長く伸びたり、自由な強弱をつけたり、音色や表情の変化をつけたりしているように聞こえるというのが理想だと思っています。

まあ、なかなか理想通りのことはできませんが、すこしでもそれに近づけることができればと思っています。
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(このブログは、主に私の仕事である建築設計のことについて書いていますが、たまには趣味のことも書くことをお許しください。)

1月16日、鍵盤楽器奏者のグスタフ・レオンハルト氏が死去した。

(朝日新聞の記事) http://www.asahi.com/obituaries/update/0118/TKY201201170709.html

私は中学生の時からクラシック音楽を聴き始めた。当初はベートーヴェン、ブラームス、チャイコフスキーなどの、古典派やロマン派の音楽を聞いていたが、しばらくしてバッハのブランデンブルク協奏曲(シューリヒト指揮/チューリッヒ・バロック・アンサンブル)を聴いて、バロック音楽も聴くようになった。

高校を卒業した後、1年間浪人したが、その時に手に入れたのが、テレフンケンの「Das Alte Werk」のシリーズから出ていたヴィヴァルディの協奏曲だった。
リコーダーがフランス・ブリュッヘン、バロックチェロがニコラウス・アーノンクール、そしてチェンバロがレオンハルト。初めて聴いた、オリジナル楽器による演奏でもあった。
私は、それに完全に虜になった。木製のアルトリコーダーを手に入れて、練習をし始めたのもその頃だ。

次の年、大学に入ってからは、オーケストラ(神戸大学交響楽団)に入部して、チェロを始めた。オークストラでは当然のことながら、古典派・ロマン派が中心だったが、そのかたわらリコーダーの練習も続けた。
大学を卒業してからは、時に、大学の時の仲間と室内楽をやってチェロを弾いてみることはあったが、自分のあまりの下手さに、それもやめた。そうして音楽の演奏からは離れていった。

7,8年前に、テレマンのトリオ・ソナタ集のCDを手に入れた。リコーダーとフラウトトラヴェルソがフランス・ブリュッヘン、ヴィオラ・ダ・ガンバがヴィーラント・クイケン、そして通奏低音のチェンバロは、グスタフ・レオンハルトだった。
その素晴らしさに、またバロックをしたくなって、リコーダーの練習を再開した。更にフラウト・トラヴェルソと、ヴィオラ・ダ・ガンバにまで手を伸ばした。

バロック音楽を通じて、たくさんの友人ができて、今では月に2回くらいは集まってアンサンブルをしている。(その殆どは録音に残しており、私の宝物である。)
私は今年で60歳になるのだが、少なくとも趣味の世界に関する限り、私の夢は100%叶ったような気がする。

グスタフ・レオンハルト氏は、私をその世界にいざなってくれた一人であり、それ以来ずっと、現在進行形でバロック音楽の魅力を伝え続けてくれた人だった。
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 ピアニストの黒瀬紀久子さんは、私の小学校の同級生です。家も近所で、幼稚園も一緒でした。
 
 彼女は、多忙な演奏活動のかたわら、「NPO法人 クラシックファンのためのコンサート」を主宰していて、クラシック音楽の良質な演奏を、気軽に多くの人に聴いてもらう活動をしておられます。

 http://www.classicfan.jp

 その会の会報「花音(カノン)便り」の最新号に、私の拙分が載りましたので、それをここに転載させていただきます。

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私の音楽趣味・・・バロック音楽を奏でる

 私がクラシック音楽を好きになったのは、中学3年生の頃です。その頃、我が家で小さなステレオを買って、しばらくは歌謡曲などを聞いていたのですが、母がせっかくだからクラシックも聴いてみようと言い出して、三宮のレコード店に行って、なにも分からずに買ったのが、カラヤン指揮ベルリン・フィルの演奏するベートーヴェンの「運命」とシューベルトの「未完成」でした。そのレコードに私が期せずしてハマッてしまって、クラシックオタクになって現在に至っています。

 大学生の時は、大学の交響楽部に入って、チェロを弾いていましたが、その頃からバロック音楽が好きになり始めました。初めて聞いたバロック音楽は、バッハのブランデンブルク協奏曲で、ベートーヴェンやブラームスと違う、その軽やかな音楽にすっかり心惹かれてしまいました。そして、更にバロックに引き込まれることになったのは、ブリュッヘンがリコーダーを吹いて、レオンハルトやアーノンクールも加わったアンサンブルによるヴィヴァルディの協奏曲集でした。これがまた素晴らしくて、リコーダーの素朴で美しい音色に魅了されてしまって、木製のリコーダーを買ってきて自分でも練習し始めました。

 大学を卒業して、しばらくは大学の時の仲間と室内楽のグループを作ってチェロも弾いていましたが、ある日、自分たちで演奏した録音を聴いて、そのあまりのひどさにショックを受け、こりゃだめだと確信しました。(ヨハン・シュトラウスのワルツ「芸術家の生涯」が、まるで「星影のワルツ」か「芸者ワルツ」のように聞こえたのですから。)

 そうして自分で音楽を奏でることからは遠ざかってしまい、もっぱらレコード(CD)鑑賞に耽っていたのですが、10年くらい前に、少し思うところがあって、リコーダーを再び練習しはじめ、インターネットで知り合ったバロック音楽好きのアマチュア仲間たちとアンサンブルをするようになりました。そのうちに、私はフラウト・トラヴェルソ(バロックフルート)も吹くようになり、さらにヴィオラ・ダ・ガンバも弾くようになりました。今では、ヴィオラ・ダ・ガンバでバロックの室内楽の通奏低音を弾くことが無上の楽しみになっています。

 そうやって奏でる楽しみを再び手に入れたのですが、私は自分なりの不文律にしていることが一つあります。それは人前で演奏しないということです。アマチュアの中には、発表会的な場に出たり、幼稚園や老人ホームなどに出向いて行って演奏を聴かせる人が、けっこういます。それはそれでかまいませんが、私はそれはしたくないのです。人に聴かせる音楽を奏でるのは、相手がたとえ子供や老人であっても、それはプロの仕事だと思っています。アマチュアは、純粋に自分のために音楽をするべきだというのが私のポリシーだからです。ですから、私の参加しているアンサンブルも、人前での演奏は一切しません。仲間で集まって、その時に演奏する、それが私たちにとっての一期一会の本番であると心得ています。

 でもプロの優れた方々の演奏は、私もたくさん聴きたいので、「クラシックファンためのコンサート」は、とても素晴らしい企画だと思います。そして願わくは、もっとバロック音楽の演奏会があればいいなあと思っています。

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建築のことばかり書いていると、どうしも内容が堅くなってしまいますので、今日は私の趣味について書いてみたいと思います。

私は、いくつかの趣味を持っているのですが、一番長続きしているのが、音楽の演奏です。
アマチュアのバロック音楽のアンサンブルに参加していて、ヴィオラ・ダ・ガンバ、フラウト・トラヴェルソ、ブロックフレーテといった楽器を演奏しています。
こう言っても、どんな楽器がわからない方も多いと思いますので、写真をお目にかけます。

flauto.jpg

テーブルに立てかけてある弦楽器が、ヴィオラ・ダ・ガンバです。チェロと同じように脚の間にはさんで、弓で弾きます。音も、チェロに似ています。

テーブルの上に置いてある3つの楽器の内、左側の2本が、フラウト・トラヴェルソです。横笛で、要するにバロック時代のフルートです。これが、近代になっていろいろ改変されて、現在の金属製のフルートになりました。

右側の1本は、ブロックフレーテです。これは縦笛で、小中学校で音楽の時間に吹いているアルトリコーダー基本的には同じものですが、バロック時代には、これも一般的な楽器でした。

私の参加しているアンサンブルでは、こういった楽器に、鍵盤楽器のチェンバロ(といっても本物ではなく、キーボードをチェンバロ音で使用します)が加わって、数人で合奏を行います。

曲は、バロック時代の室内楽曲。作曲者名で言うと、バッハ、ヘンデル、ヴィヴァルディ、テレマン等などが有名どころです。

月に1,2回集まって合奏していますが、実は昨日もこのアンサンブルの例会があり、約4時間、8曲を演奏しました。毎回それくらいするので、最後の方になると、私などいささか疲れてきて集中力散漫の状態になるのですが、それでもたいへん楽しい一時です。

そしてこの演奏は、メンバーの一人がすべて録音してくれていて、それを後でCD-Rに焼いて渡してくれます。
それを仕事で疲れた時などに聴くのも、また楽しいです。
決して上手ではなくて、特に私など、よくミスしたりもするのですが、不思議と自分たちの演奏というのは何度聞いても飽きないですね。
(ご希望の方には、メンバーに内緒で、ちょっとだけお聞かせしますので、おっしゃってください。)

また気が向いたら、今回のように、時々趣味的なことも書かせていただくかもしれませんので、よろしくお願いいたします。
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先日、ピアニスト黒瀬紀久子さんのコンサートを聴きにいった。
彼女は、実は子供のころ、私と家がすぐ近くで、同い年なので、幼稚園と小学校も同級生なのである。
黒瀬さんは、NPO法人「クラシックファンのためのコンサート」を主宰されていて、毎月大阪で市民のための無料コンサートを開いておられる。

先日は、黒瀬さん自らのピアノリサイタルだった。
曲はバッハのインベンションとシンフォニアの全曲。

この曲は、バッハの鍵盤曲の中では比較的よく知られた曲だと思うが、一般的にピアノ学習者の練習用の曲というイメージがあって、(実際、バッハは、自分の息子達の学習用にこの曲を作曲したそうだ)、あまりコンサートで弾かれることはないと思う。
私もチェンバロ演奏のCDは持っているが、生のコンサートで、しかもグランドピアノで聴くのは初めてであった。

そして聴いた印象としては“瞠目”の一言につきる。
これらの曲が、単に練習用の曲ではなくて、深い内容を包含していることは、以前からなんとなく感じていたので、今回のコンサートは期待していがた、これほど力強くてファンタジーに満ちたものであるとは、私の想像をはるかに超えたものだった。
音楽って、やっぱりすごいなあと思ってしまった。

それに、生のコンサートというのは、とてもいいものだ。やはり感銘の度合いが、CDなとどは全く違う。
神戸でも、これと同じように、市民が気軽に聴きに行けるコンサートがあるといいなあと思う。

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「クラシックファンのためのコンサート」の活動と、これからのコンサートの予定については、
http://www.classicfan.jp/index1.html
をご覧ください。
     
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