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小林よしのり氏は漫画家であるが、「ゴーマニズム宣言」という一連の著作で有名な人である。
「戦争論」「靖国論」「天皇論」などがベストセラーになったりして、私は、右翼的考えの人というイメージを持っていたので、なんとなく遠ざかっていた。
その小林氏が「脱原発論」という本を出したというので、買って読んでみた。

原子力発電のことについては、私もこのブログでもこれまで何度か書いた。
基本的には、私は原発の存続に危惧を持っている。その理由は、原発がたいへんな危険性を有していること(地震や津波だけでなく、テロや他国からの攻撃に対しても)、そして放射性廃棄物の処理について未解決かつ深刻な問題を有していること、この2点であり、そして原発を使わなくても電力は足りると思われるので、それでも原発を存続させることには、何のメリットもないと思うからである。

私がこのような考えに至ったのは、京大の小出裕章氏の主張や著作に拠っている。小出氏は、どちらかといえば左翼的な人である。(はっきりそうだとは言えないかもしれないが、そんな雰囲気を持っている。)

それに対して小林よしのり氏は前述のように右翼的な感じがするので、原発についての小出氏と小林氏の考えはどう違うのだろうかという興味もあった。

そして読んでみたら、お二人の主張は、全くと言ってよいほど一致していた。

それで私は、もう脱原発というのは左翼も右翼もない、きちんと考えて行けば当然の帰結なのだと思うようになった。

(先ほど「原発を存続させることには、何のメリットもない」と書いたが、原発存続派の中には「原発が止まればば経済的に日本が立ち行かなくなる」と主張して、それをもって原発を存続させるべきと主張している人も多いようだ。しかしこの点も根拠がないことを、小林氏は論破している。)

ぜひ読んでみてください。

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