私の大好きなCD(6)・・・テレマン トリオ・ソナタ集 ブリュッヘン
2021-09-20
私は、聴くのは音楽全般好きですが、自分で演奏するのは、バロック音楽が中心です。
ということで、いよいよ満を持して、そのバロック音楽のCDをご紹介します。

テレマン トリオ・ソナタ集
フランス・ブリュッヘン (リコーダー、フラウト・トラヴェルソ)
ジギスヴァルト・クイケン (ヴァイオリン)
ヴィーラント・クイケン (ヴィオラ・ダ・ガンバ)
アンナー・ビルスマ (チェロ)
ボブ・ファン・アスペレン (チェンバロ)
グスタフ・レオンハルト (通奏低音チェンバロ)
フランス・ブリュッヘンを初めて聴いたのは高校生の時で、ヴィヴァルディの協奏曲集のLPだった。
その頃までは、バロック音楽は少しは聴いていたし、好きにもなっていたのだが、主にパイヤール室内管弦楽団や、ミュンヘン・プロ・アルテ管弦楽団(クルト・レーデル指揮)などの、現代楽器による演奏だった。
そんなところへ、ブリュッヘンやアーノンクール、レオンハルトといった、当時新進気鋭の人たちによるオリジナル楽器による演奏を聴いたことは衝撃的だった。
中でも、心を捉えられてしまったのは、ブリュッヘンの奏するリコーダー。
リコーダーという楽器は、今でこそバロック音楽の花形楽器の一つとして愛されているが、当時は世間では小学生が吹いている縦笛というくらいの認識しかなかった。
そんな世間の認識を、ブリュッヘンのリコーダー演奏は一挙に覆してしまった。
美しい音色、躍動するリズム、そして多彩な表現力、リコーダーはこんな素晴らしい楽器だったのだ!
それから約20年後、彼らは功成り名遂げて、バロック音楽の中心的存在になったが、このテレマンのトリオ・ソナタ集は、その頃に録音された名盤中の名盤と言える。
ということで、いよいよ満を持して、そのバロック音楽のCDをご紹介します。

テレマン トリオ・ソナタ集
フランス・ブリュッヘン (リコーダー、フラウト・トラヴェルソ)
ジギスヴァルト・クイケン (ヴァイオリン)
ヴィーラント・クイケン (ヴィオラ・ダ・ガンバ)
アンナー・ビルスマ (チェロ)
ボブ・ファン・アスペレン (チェンバロ)
グスタフ・レオンハルト (通奏低音チェンバロ)
フランス・ブリュッヘンを初めて聴いたのは高校生の時で、ヴィヴァルディの協奏曲集のLPだった。
その頃までは、バロック音楽は少しは聴いていたし、好きにもなっていたのだが、主にパイヤール室内管弦楽団や、ミュンヘン・プロ・アルテ管弦楽団(クルト・レーデル指揮)などの、現代楽器による演奏だった。
そんなところへ、ブリュッヘンやアーノンクール、レオンハルトといった、当時新進気鋭の人たちによるオリジナル楽器による演奏を聴いたことは衝撃的だった。
中でも、心を捉えられてしまったのは、ブリュッヘンの奏するリコーダー。
リコーダーという楽器は、今でこそバロック音楽の花形楽器の一つとして愛されているが、当時は世間では小学生が吹いている縦笛というくらいの認識しかなかった。
そんな世間の認識を、ブリュッヘンのリコーダー演奏は一挙に覆してしまった。
美しい音色、躍動するリズム、そして多彩な表現力、リコーダーはこんな素晴らしい楽器だったのだ!
それから約20年後、彼らは功成り名遂げて、バロック音楽の中心的存在になったが、このテレマンのトリオ・ソナタ集は、その頃に録音された名盤中の名盤と言える。
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私の大好きなCD(5)・・・レハール 「ルクセンブルク伯爵」 (DVD)
2021-09-02
レハール オペレッタ 「ルクセンブルク伯爵」
エーベルハルト・ヴェヒター、 リリアン・スキス、 エーリッヒ・クンツ、 他
ヴァルター・ゴールドシュミット指揮 : クルト・グラウンケ管弦楽団
ヴォルフガング・グルック監督

私は自分が楽器を弾くことを趣味としていることもあって、総じて器楽音楽が好きで、声楽系の曲にはあまり詳しくありません。
特にオペラは殆ど知らないのですが、オペレッタ、特にレハールの作品は、わりとよく聴きます。
その理由は、ともかくレハールの音楽はメロディが美しいこと。有名な「メリーウィドウ」の「唇は黙し」などは、いつ聴いてもうっとりして、世界で一番美しいメロディではないかと思うこともあります。
(本当か?と思う人は、この YouTube を聴いてみてください(「唇は黙し」の旋律は0:57からのところ)
今回取り上げた「ルクセンブルク伯爵」は、「メリーウィドウ」ほど有名ではありませんが、それに勝るとも劣らない美しい旋律が散りばめられた、名品だと思います。
ところで今回ご紹介するDVDは、舞台の録画ではなく、映画として作られたものです。つまりミュージカル映画のような感じです。
でも出演者は、いずれも一流の人たちが、それぞれの役どころにピッタリの適役を演じており、これ以上のものは望めないのではないかと思うほどのものです。(端役を演じる人まで、みな適役)
そして演出もカメラワークも、美しい気品、躍動感、ユーモアといったものが随所に感じられて、実に素晴らしい出来映えになっています。
本当にお薦めのDVDです。
エーベルハルト・ヴェヒター、 リリアン・スキス、 エーリッヒ・クンツ、 他
ヴァルター・ゴールドシュミット指揮 : クルト・グラウンケ管弦楽団
ヴォルフガング・グルック監督

私は自分が楽器を弾くことを趣味としていることもあって、総じて器楽音楽が好きで、声楽系の曲にはあまり詳しくありません。
特にオペラは殆ど知らないのですが、オペレッタ、特にレハールの作品は、わりとよく聴きます。
その理由は、ともかくレハールの音楽はメロディが美しいこと。有名な「メリーウィドウ」の「唇は黙し」などは、いつ聴いてもうっとりして、世界で一番美しいメロディではないかと思うこともあります。
(本当か?と思う人は、この YouTube を聴いてみてください(「唇は黙し」の旋律は0:57からのところ)
今回取り上げた「ルクセンブルク伯爵」は、「メリーウィドウ」ほど有名ではありませんが、それに勝るとも劣らない美しい旋律が散りばめられた、名品だと思います。
ところで今回ご紹介するDVDは、舞台の録画ではなく、映画として作られたものです。つまりミュージカル映画のような感じです。
でも出演者は、いずれも一流の人たちが、それぞれの役どころにピッタリの適役を演じており、これ以上のものは望めないのではないかと思うほどのものです。(端役を演じる人まで、みな適役)
そして演出もカメラワークも、美しい気品、躍動感、ユーモアといったものが随所に感じられて、実に素晴らしい出来映えになっています。
本当にお薦めのDVDです。