本格的オーディオルームの工事が進行中
2016-01-26
(2015年12月10日 記載)
神戸市で、本格的なオーディオルームの工事が進行中です。
木造2階建ての新築住宅(全体設計も当設計室で行いました)の一室が、高度な遮音性と室内音響を持った、オーディオリスニングルームになっています。
広さは、28㎡(約17畳の大きさ)、天井の高さは最低部でも3m、最後部は4.1mあります。
工事中の写真をお目にかけます。

外部(近隣)に対して、高い遮音性を実現するために、建築本体の壁の内側に空気層を空けて防音壁を建て二重壁としますが、この写真は、その防音壁の工事を行っているところです。壁体内に吸音材を施工しています。

上の写真より、もうすこし工程が進んだところです。
壁面には、吸音性パネルと反射性パネルを交互に張って、部屋全体の音響特性を調整しています。
天井も二重天井になっており、吸音天井パネルの施工が完了しています。
写真の右端にある開口部は、リビングルームからの出入り口で、高さは2mです。それと比較すると、天井が高いことがわかると思います。
なおこのオーディオ室の床は、リビングなどの一般室の床よりも30センチ低くしています。こうすることによって、高い天井高を確保しているのです。
また天井は全体を傾斜させて、特定の周波数の音が共鳴するのを防いでいますが、ご覧のように、梁などが室内に露出していません。梁などが室内を貫通すると、音響を乱したり、遮音上の弱点になるので、それらが内部に出ないように、建物本体の構造設計をおこなっているのです。
このようなことは、建物全体の基本設計から防音室の工事まで、当設計室でトータルで行うことによって、可能となります。一般のハウスメーカーや、単なる防音業者では、多分できないと思います。
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(追伸・2016年1月26日 記載)
この建物は、すでに完成しました。
完成写真ができ次第、このブログにアップロードする予定です。
神戸市で、本格的なオーディオルームの工事が進行中です。
木造2階建ての新築住宅(全体設計も当設計室で行いました)の一室が、高度な遮音性と室内音響を持った、オーディオリスニングルームになっています。
広さは、28㎡(約17畳の大きさ)、天井の高さは最低部でも3m、最後部は4.1mあります。
工事中の写真をお目にかけます。

外部(近隣)に対して、高い遮音性を実現するために、建築本体の壁の内側に空気層を空けて防音壁を建て二重壁としますが、この写真は、その防音壁の工事を行っているところです。壁体内に吸音材を施工しています。

上の写真より、もうすこし工程が進んだところです。
壁面には、吸音性パネルと反射性パネルを交互に張って、部屋全体の音響特性を調整しています。
天井も二重天井になっており、吸音天井パネルの施工が完了しています。
写真の右端にある開口部は、リビングルームからの出入り口で、高さは2mです。それと比較すると、天井が高いことがわかると思います。
なおこのオーディオ室の床は、リビングなどの一般室の床よりも30センチ低くしています。こうすることによって、高い天井高を確保しているのです。
また天井は全体を傾斜させて、特定の周波数の音が共鳴するのを防いでいますが、ご覧のように、梁などが室内に露出していません。梁などが室内を貫通すると、音響を乱したり、遮音上の弱点になるので、それらが内部に出ないように、建物本体の構造設計をおこなっているのです。
このようなことは、建物全体の基本設計から防音室の工事まで、当設計室でトータルで行うことによって、可能となります。一般のハウスメーカーや、単なる防音業者では、多分できないと思います。
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(追伸・2016年1月26日 記載)
この建物は、すでに完成しました。
完成写真ができ次第、このブログにアップロードする予定です。
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